ヨーロッパ鉄道模型規格 NEM310 輪軸と線路 日本語訳

LAST UPDATE 2019.06.01

義務づけられている規格(寸法単位mm) 1977年発行

この規格は、線路、ポイントとクロッシング及び、車輪と輪軸のための基礎資料となるものである。NEM規格で製造される鉄道模型はこの規格に準じなければならない。NMRA規格S3、S4とNMRA推薦のRP25も可能な限り考慮されなければならない。
寸法は運転上安全な実物の縮尺とは区別される。


SO = レール上面
SO' = この規格上の総べて水平となる寸法面(レール断面中で曲面にかからない最上部)
線路 輪軸 車輪
軌間 G C
min
S
max
F
max
H
min
K
max
B
min
N
min
T D
max
P
規格 最大 min max
9 9.3 8.1 7.3 1.0 0.9 8.1 7.4 2.2 0.5 0.6 0.9 0.15
12 12.3 11.0 10.1 1.1 1.0 11.0 10.2 2.4 0.6 0.7 1.0 0.20
16.5 16.8 15.2 14.1 1.3 1.2 15.2 14.3 2.8 0.7 0.9 1.2 0.25
22.5 22.8 20.9 19.5 1.6 1.4 20.9 19.8 3.5 0.9 1.1 1.4 0.30
32 32.3 29.9 28.0 2.2 1.6 29.9 28.4 4.7 1.2 1.4 1.6 0.40
45 45.3 41.8 39.3 2.8 2.2 41.8 39.8 5.7 1.5 1.7 2.2 0.50

注意事項:
1)直線では線路軌間規格に近付ける事。曲線では軌間にスラックを付ける事。(例えば車輛が大きな軸距離を持って走行する場合等)
2)"C" 最小値(トラックチェックゲージ)の値は、運転上脱線の可能性のある部分にのみ有効である。例えば小さな半径の曲線を利用する事や、橋上の保護レール等。但しガイドレールでは無い。
3)フランジウェイの交差点では、フランジが乗り上げる事を意図した時にフランジウェイの幅は"F"最大値を越えても良い。

フランジウエイの最大溝幅の保持は、違ったフランジ高"D"を持つ車輪が一緒に運転する(例えば他社メーカー車輛の混合運転等)事を可能にするためである。結果として、フランジウエイ部分内を通る車輪の拡張は規格寸法以上に必要、または同様の事情で寸法"S"を小さくしなければならない場合、フランジ高さ"D"の最小値はその最大値より 0.1mm だけ小さくても良い。フランジウエイの深さ"H"最大値は"H"最小値 +0.1mm 以上必要。幅広のフランジウエイ"F"を持った線路は、NMRA 規格準拠の車輛には不適当である。

4)フランジの逃げ"H"最小値はフランジウェイの深さのためのみに有効。その他は"H'"は1.3mm以上、"SO"(レール上面高)以下に保つこと。金属製以外のフランジウェイの角  部は"SO"より 0.1mm 以下にする事。

5)タイヤの幅は、フランジウェイが「注意事項3)」に準拠し、かつ"K"+"N"が"G"の最大値より大きい場合、"N"は最小値より小さくても良い。

6)フランジ高"D"は、フログがフランジ走行型で無い場合、フランジ高をより小さくする事が出来る。


初版 2001.11
改訂 2019.06.01