[ リプライをまとめ読み // 最新メッセージID: 193 // 時刻: 2025/2/12(12:52)]
タイトル: 148 . Fine規格(フランジ走行の考察)
お名前: 牛越憲治 <k-ushikoshi@rd.kcrl.kobelco.co.jp>
投稿日: 2001/3/23(18:07)
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普及品規格が暫定ではありますが決まったので、
フランジ走行クロシングと輪軸の推奨値を考えるために
Fineを考えてみます。
こちらは製品規格と言うよりHOJCでの実験項目的な位置づけです。
#スケールとゲージの整合が取れているのは普通の模型で、
それだけでファインと呼ぶのは抵抗があるのでFineにしました。
#本当は、先に標準軌の普及品規格を考えたいのですが、
16番との絡みがややこしそう。
普及品、Fine、Finer、Finest(実物の1/87)のFineで、
ある程度普及品との互換性を持たせています。
具体的には、Fineの車両は普及品線路を一応走行可能としています。
#そうしないとFine車両は普通の運転会で走れません
線路の方は、Fine専用でHOm(B=10.4)との互換性は考えていません。
#普及品規格がB=10.4と10.6の両立を目指したため、線路に厳しい数値となったので
fine線路はfine車両専用で考えました。
以下、規格案(Pは後で決める)
G min、G max、 C min、S max、 F max、 H min、K max、 B min、 N min、 D max
普及品(not fine (Coarse)):
12.0、12.3(12.6)、11.1、10.3、0.95、0.55、 11.1、10.3、1.95、0.55
Fine1:
12.0、12.3(12.6)、11.1、10.4、0.90、0.50、 11.1、10.4、1.80、0.50
Fine2:
12.0、12.3(12.6)、11.1、10.5、0.80、0.40、 11.1、10.5、1.70、0.40
Fine3:
12.0、12.3(12.6)、11.1、10.6、0.70、0.35、 11.1、10.6、1.50、0.35
ここで、規格に出ないF minは順に0.8、0.7、0.6、0.5となり
Fの公差はCoarseが0.15mmしかないのにfineは0.2mm確保されます。
提案はFine3です。
# C=K=11.1で考えればfine1の必要性は低く、効果も少ない
(1) Fine3のF min = 0.5mmについて
0.5mmならば普及品(B10.6mm)の製品は通過可能と思われます。
#標準軌S-4改軌がPECOの分岐器を通過可能から推測
#B10.4mmはフランジの裏を0.1mm削れるか、0.2mm改軌
(2) Fine3もK max 11.1なのでCoarse線路を通過可能です。
フランジ走行クロシングでないとフログで落っこちるかもしれません。
それを防ぐにはCoarse線路のフランジ走行クロシングのHを0.55mmにしておけば
Fineも0.15〜0.2mmの落ち込みですみます。
BEMOは0.15mmから0.2mm浮き上がりますが、ほとんど問題ないレベルです。
NMRA RP-3/4がS-3/4に比べて今一普及しない理由は
RP-4車両はC、Kの関係でS-3線路を走れない、
逆にS-4車両はB、Sの関係でRP-3線路を走れない、
このことが影響しているように思えるのですが、どうでしょうか。
#製品としては下手に互換性があると16番と同じ混乱を招くかもしれません。
タイトル: 150 . Re: Fine規格(フランジ走行の考察)
お名前: 森井 義博 <mory@morii.katano.osaka.jp>
投稿日: 2001/3/25(15:08)
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牛越憲治 ] 提案はFine3です。
本当は、実物をそのまま縮小した寸法に近付けたいのですが、現状の線路でも走るというメリットは大きいと思います。
ただ、フランジが低いので、現状のレイアウトの線路状態のレベルで脱線せずに走るか、ちょっと心配ではあります。
タイトル: 159 . Re: Fine規格(フランジ走行の考察)
お名前: 浅本謙治 <FZP03026@nifty.ne.jp>
投稿日: 2001/4/8(21:13)
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牛越憲治 ] 以下、規格案(Pは後で決める)
牛越憲治 ] G min、G max、 C min、S max、 F max、 H min、K max、 B min、 N min、 D max
牛越憲治 ] 普及品(not fine (Coarse)):
牛越憲治 ] 12.0、12.3(12.6)、11.1、10.3、0.95、0.55、 11.1、10.3、1.95、0.55
牛越憲治 ] Fine1:
牛越憲治 ] 12.0、12.3(12.6)、11.1、10.4、0.90、0.50、 11.1、10.4、1.80、0.50
牛越憲治 ] Fine2:
牛越憲治 ] 12.0、12.3(12.6)、11.1、10.5、0.80、0.40、 11.1、10.5、1.70、0.40
牛越憲治 ] Fine3:
牛越憲治 ] 12.0、12.3(12.6)、11.1、10.6、0.70、0.35、 11.1、10.6、1.50、0.35
自分としては2と3の中間値が良いように思います。
12.0、12.3(12.6)、11.1、10.6、0.70、0.40、11.1、10.6、1.70(1.50)、0.40
車輪関係の数値をあまり小さくすると線路の接続部での挙動が心配です。
牛越憲治 ] それを防ぐにはCoarse線路のフランジ走行クロシングのHを0.55mmにしておけば
牛越憲治 ] Fineも0.15〜0.2mmの落ち込みですみます。
フランジ高さの半分以上落ち込むのはちょっと怖くないですか?
どちらかというとフランジの高い車輪の浮き上がりを大きくした方が安全な気がします。