[ リプライをまとめ読み // 最新メッセージID: 193 // 時刻: 2025/2/13(13:00)]
タイトル: 31 . 解説 (Re: 議論のスタート)
お名前: 稲葉 清高 <k-inaba@mxb.mesh.ne.jp>
投稿日: 2001/1/27(11:50)
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牛越憲治 ] と3つとも一致しています。
牛越憲治 ] HOn3-1/2もmin 12.0 max 12.3でどうでしょうか?
牛越憲治 ] 直線部のトラックゲージの推奨値は12.0mm(下限値)です。
牛越憲治 ] 曲線部のスラックは別途議論した良いと思います。
現実の製品を受け入れるためには、トラックゲージがクリティカルな部分
とそうでない部分をわけるしかないでしょう。トラックゲージがクリティ
カルな部分とは、ポイント周りでして
1) フログ周辺
最終的には、最大フランジウェイがいくらになるかが車輪の最小厚さに
影響してきます。これはチェックゲージや場合によっては back to back
からの関連がありますが、たとえば推奨値の 12.0mm のときにフランジ
ウェイが 1mm だとすると、単純に作ってしまうと最大値のときにフランジ
ウェイが 1.3mm となり、それが規格内になってしまえば車輪幅は最小で
2.6mm となります。もちろん、こうはならないように back to back あ
たりから制約を入れるわけですが、それにしても最初のトラックゲージの
交差は小さい方がありがたいのです。12mm からすれば 0.3mm は小さな
値ですが、1mm からすると非常に大きな値なのです。
2) ポイントレイル付近
上に比べれば非常にマイナーな問題ですが、特に選択式を使用する場合
可動部分のすきまをどう決めるかがこの交差と影響してきます。これに
関しての詳細はまた、そこの部分を決めるときにでも詳細を書きます。
これにたいして、直線や曲線のトラックゲージはこういった部分での蛇行
という問題を除けば、ほぼ問題になりません。実際のところ 13mm の
トラックゲージでもチェックゲージ 11mm, 車輪厚 2mm ならぎりぎり
通ることになります。この場合の最悪シナリオは、片方の車輪の外側フ
ランジがぴったりレイルに接していて、そこから 11+2 mm さきの車輪の
外側ぎりぎりが逆のレイルに接しているというイメージです。
ですから、規格としては 12.0~12.3mm を書いたままで、直線や曲線あと
はフレキシブルレイルの場合にはその外にまだ広げる余地を作るか、あま
り外国の規格では見ませんが、フログ部などのクリティカルな部分のトラッ
クゲージと、そうでない部分を完全に分けて記載するかという方法があり
ます。
タイトル: 33 . Re: 解説 (Re: 議論のスタート)
お名前: 牛越憲治 <k-ushikoshi@rd.kcrl.kobelco.co.jp>
投稿日: 2001/1/27(20:30)
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トラックゲージで従来世品との互換性を考慮しないと行けないのは、線路でなくて車輪の方です。
従来のトラックゲージより公差を小さくすと、走れなくなる車輪が出るかもしれません。
ポイント部分のトラックゲージの公差が大きいと当然、スパンの公差も広くなり、他の数値への影響が大きいと考えていますが、間違いでしょうか。
トラックゲージが広い分、ガードレールを内側に付けてスパンの公差を小さくすというのは、意識してトラックゲージを広く作る精度があるとき可能な方法です。
線路は12mmゲージと12.4mmゲージの接続に、それほど問題はありません。
私はシノハラのturnoutにPECOのturnoutを直接接続していますが、意識してよーく見てやっと分かる程度です。
しいて上げればHOJCの運転会で使用したユニトラック改軌が12.4mmゲージだったことでしょうか。これもユニジョイントのメス側を少し削れば調整可能な範囲です。
既存製品のバラツキを全部、許容するのならば規格を検討する必要はないと思います。
現在の製造精度からすれば0.3mmは可能だと推測しています。
従来の3規格より公差を広く取る必要性はないと、私は考えます。
だってHOn3-1/2もHOmもTTゲージもみんな仲良く走れる線路の規格をなぜ広げる必要があるのでしょうか。
フレキシブルトラックや急カーブはトラックゲージの問題でなくてスラックの問題として別に議論すべきと私は考えています。
タイトル: 37 . Re: ご参考 (Re: 議論のスタート)
お名前: 牛越憲治 <k-ushikoshi@rd.kcrl.kobelco.co.jp>
投稿日: 2001/1/28(22:05)
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稲葉 清高 ] 現実の製品を受け入れるためには、トラックゲージがクリティカルな部分
稲葉 清高 ] とそうでない部分をわけるしかないでしょう。
私が議論の初めにトラックゲージを提案した理由はいくつかありますが。
1.ゲージそのものを代表する数値だから。
2.数ある規格数値の中で最も理解しやすい部分と考えたから。
ここからスタートすると多くの会員の方に議論に参加していただけると
考えました。
規格を議論していく順序を考えるとトラックゲージから
スタートしないと理解しにくいと考えたからです。
3.走行に関してそれほど制約条件ではないから。
最初に仮決め、後の議論で齟齬をきたしたとき修正が容易。
逆に走行の制約条件となる部分(クリティカル)を決めるのは、
現在の製品のデータを把握してから、具体的には御殿場運転会の後のほうが
現実的な検討が出来ると考えました。
規格の検討としては、第1段階としてHOn3-1/2の性格付け
今回の規格と従来製品のバラツキをどうとらえるかを議論しようと思いました。
今回の規格検討にはスケジュールは特に制約はないと考えていますが
夏のJAMの前までに大枠をまとめられたら良いなと個人的には考えています。
個人的には以下の順序で各数値を検討していってはどうかと
考えています。
1.トラックゲージ(線路、基本規格)
代表値を決める
2.車輪のデータ収集(図面収集、御殿場ほか)
バックゲージ、フランジ(高さ、幅)、タイヤ幅
3.バックゲージ Back-to-Back(車輪、基本規格)
min 推奨 max の仮設定
4.スパンSPAN(線路のGUARDとWING RAILの距離)
5.WHEEL CHECK GAGE
この測定は難しい? 公差?フィレットの扱い、レール頭のRなど
有る程度の割り切りが必要か?
6.TRACK CHECK GAGE
7.タイヤ幅
8.フランジ幅
9.フランジ高さ
10.バックゲージ Back-to-Backの見直し
以下3−10を繰り返して汎用品とFineの規格をまとめる。
そのあと分岐器を試作するのかなー?
御殿場、欠席、分岐器設計の経験無しの素人のたたき台ですが
ご参考まで
タイトル: 38 . 図面収集
お名前: 森井 義博 <mory@morii.katano.osaka.jp>
投稿日: 2001/1/29(08:39)
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牛越憲治 ] 2.車輪のデータ収集(図面収集、御殿場ほか)
現状の図面収集ですが、メールアドレスをお持ちのメーカには依頼をしており、MODELS IMONと熊田貿易の車輪設計図を提供していただいております。
モデルワムからは図面の提供はありませんでしたが、車輪を今度新しく設計しなおすそうで、規格が決まればそれに応じていただけるそうです。
モデルワーゲンからは今忙しいからもう少し待って欲しいとの返事をいただいております。
篠原にも線路の図面の開示のお願いメールを送っていますが、まだ返事はいただいておりません。
珊瑚は、メールアドレスが無いので何もしていません。もしできましたら、どなたかお近くの方で珊瑚の店に出向く等で図面開示のお願いをしていただけないでしょうか。
タイトル: 40 . Re: 図面収集
お名前: 稲葉 清高 <k-inaba@mxb.mesh.ne.jp>
投稿日: 2001/1/29(18:38)
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森井 義博 ] 珊瑚は、メールアドレスが無いので何もしていません。もし
森井 義博 ] できましたら、どなたかお近くの方で珊瑚の店に出向く等で
森井 義博 ] 図面開示のお願いをしていただけないでしょうか。
次の日曜に珊瑚へ行って小林社長に相談してみましょう。ただ、今までの
経緯をまとめて紙にしておいた方が良いと思うので、もし誰か可能だったら
作っていただけませんか? 立候補がいなければ、土曜にでっちあげますが...
# 就業時間中だけど、会議の合間 :-)