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タイトル: 44 . Ferro-Swisseの規格
お名前: 森井 義博 <mory@morii.katano.osaka.jp>
投稿日: 2001/1/31(08:20)
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井門さんよりFerro-Swisse(HOm)の規格を公開していただきました。
<URL:http://www.morii.katano.osaka.jp/HOJC/Std/>
に追加しておきましたので、ご参照願います。
タイトル: 47 . Re: Ferro-Swisseの規格
お名前: 牛越憲治 <k-ushikoshi@rd.kcrl.kobelco.co.jp>
投稿日: 2001/1/31(21:33)
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Flange Clearanceがmin 0.8、 max1.0mmとなっているのでFlange走行型クロッシングとなっているのでしょうか。
でもFerro-Swisse の規格に準拠したIMON車輪のFlange Depthの基準値0.5mmでは路面走行になりますね。
これは、分岐器の模型としてプロトタイプをフランジ走行型、
模型の分岐器としては路面走行型としたのでしょうか?
Flange Clearance 0.8mmのときBEMOのFlange Depth 1.0mmはフランジ走行となり0.2mm浮きあがりあます。
ここら当たりがフランジ走行としては上限なのでしょうか?
いずれにしても、興味有る数値です。
ところでシノハラのFlange Clearanceはどうなってんだろう?
タイトル: 48 . Re: Ferro-Swisseの規格
お名前: 森井 義博 <mory@morii.katano.osaka.jp>
投稿日: 2001/2/1(12:25)
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牛越憲治 ] Flange Clearance 0.8mmのときBEMOのFlange Depth 1.0mmはフランジ走行となり0.2mm浮きあがりあます。
私が持っているFerro-Swisseの分岐器を見るとFlange Clearanceは1mm以上あるように思えます。
レール同士は半田付けされているだけで、その上に詰め物などはありませんから。
タイトル: 50 . Re: Ferro-Swisseの規格
お名前: 井門 義博 <yoshihiro@imon.co.jp>
投稿日: 2001/2/1(13:55)
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Ferro−Suisseの規格は、BEMOの車輛を一緒に走らせる前提で作ったものなので、なかなか参考になると思いますが、私もイマイチ理解していないので、宮代博之の登場という方向に行きたいのですが。(乗工社からウチへ移籍したスタッフ)
間もなくポイント設計の会議があります。現状のF−Suisseと井門(乗工社)共通の車輪シェイプと、(F−Suisseの基本発想と同じですが)べモは走れる様に考えて設計するのでしょう。型の設計者(この人もまさに鉄です)と宮代が中心になってそういう設計をしているはずです。
井門五反田工房には、メールをやり取りする出口が無いので、宮代は夜しか連絡できないようです。
宮代博之メールアドレス:gc10hm@air.linkclub.or.jp
タイトル: 51 . Re: Ferro-Swisseの規格
お名前: 井門 義博 <yoshihiro@imon.co.jp>
投稿日: 2001/2/1(13:59)
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宮代からのメールそのまま転送します
日本ではHOjとHOmの両方の車両を走らせる人も多いのではないでしょうか。
HOmでも最小曲線はBEMOはR333、Ferro-SuisseはR400と異なります。後者
はFerro-railを自社で販売しています。これは治具を使ってスパイクします。全て加
工されたポイント(スイッチ)もスパイクします。そもそもFerro-SuisseではRhBの
実際にある駅構内のポイントを製品化してそのセクションを作ることを可能にしまし
た。角度の違うポイント、カーブポイント、両渡り、ダブルスリップ、クロスなど。
しかし5mや6mもあるセクションなどスペースもありませんから、ユーザーはこの可能
性を見て自分の部屋に合わせたセクションやレイアウトを作ることになります。スケー
ルモデルを目指せば当然といえます。
Ferro-Suisseの製品を購入する人はBEMOの車両も走らせます。
タイトル: 52 . Re: Ferro-Swisseの規格
お名前: 森井 義博 <mory@morii.katano.osaka.jp>
投稿日: 2001/2/1(14:45)
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井門 義博 ] 宮代博之メールアドレス:gc10hm@air.linkclub.or.jp
実際に設計をされる方にこの議論に加わっていただければよいと思うのですが、いかがなものでしょうか。
タイトル: 57 . Re: Ferro-Swisseの規格
お名前: 牛越憲治 <k-ushikoshi@rd.kcrl.kobelco.co.jp>
投稿日: 2001/2/1(21:40)
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数値あわせをしていて、実際に量産できない規格になっても意味無いので
参加していただけるなら、ありがたいと思います。
タイトル: 53 . Re: Ferro-Swisseの規格
お名前: 森井 義博 <mory@morii.katano.osaka.jp>
投稿日: 2001/2/1(14:57)
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Ferro-Swisseの線路の規格ですが、SPANがmax10.1mmでFLANGE WAYがmax0.9mmこれを足し合わせると11.0mm(max)となります。
一方、CHECK GAUGEはmin 11.0mmとなっていてつじつまが合わないように思えるのですが、これで正しいのでしょうか。
タイトル: 82 . Re: Ferro-Swisseの規格
お名前: 稲葉 清高 <k-inaba@mxb.mesh.ne.jp>
投稿日: 2001/2/5(01:28)
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森井 義博 ] Ferro-Swisseの線路の規格ですが、SPANがmax10.1mmでFLANGE WAYがmax0.9mmこれを足し合わせると11.0mm(max)となります。
森井 義博 ] 一方、CHECK GAUGEはmin 11.0mmとなっていてつじつまが合わないように思えるのですが、これで正しいのでしょうか。
ある設計上の数値の max と min が一緒になった例、すなわち絶対生産できな
いパターンですね :-) 実のところは、flange way が参考値で 0.05mm 程度
の公差でがんばるんじゃないでしょうか?
もっとも、本当のところは設計者 (宮代さん?) に聞いてみないとわかりません
が...
タイトル: 108 . Re: Ferro-Swisseの規格
お名前: 井門 義博 <yoshihiro@imon.co.jp>
投稿日: 2001/2/20(12:54)
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ちょっと宮代と話しました。
FSの規格のつじつまの合わない件でFSに問い合わせしたそうです。
私もまた聞きで怪しい答えなのですが、MAXとかMINじゃなくて基準値だという答だった様です。そうなると表の書き方を換えねばならぬのでしょうか。
BEMOのフランジ高さはモデル毎に皆違うのでBEMOのフランジいくつと言えないと言うF.S.代表ブライテンモーザー氏のお言葉だった様です。「でもそう言った事を書き込むとまた混乱しそうなので書き込まなかった」と宮代の言葉でした。
毎晩自宅では宮代は、12ミリ用のMP的動力システムを設計中です。それでなかなか書き込んだり年中読んだり出来ない状態です。
タイトル: 110 . Re: Ferro-Swisseの規格
お名前: 稲葉 清高 <k-inaba@mxb.mesh.ne.jp>
投稿日: 2001/2/20(23:04)
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井門 義博 ] 私もまた聞きで怪しい答えなのですが、MAXとかMINじゃなくて基準値だという答だった様です。そうなると表の書き方を換えねばならぬのでしょうか。
書き方は変わりますね。
ただ、基準値だとするとバラ付きまでないと値として意味がない (というか
値によって、最大値に意味があるものと最小値に意味があるものの差がある)
ので、どれくらいのバラ付きを考えているのでしょうね。
今の例で言えば、ここまでの議論でお分かりのように S は直接的には最大値
だけが問題 (でかつそれは車輪の B 以下でなければいけない) なので、10.1
が基準値だとして、最大は 10.2 くらいなのでしょうか?
これだと一応矛盾はなくなるかな。
ちなみに、「NEM との整合性大好きな某団体」のために書いておきますと、こ
の数値にするとできあがる線路は NEM とは互換性も整合性もありません :-)
もの作る上では、もちろん製造上での公差を考えることも大事なのですが、そ
れ以前に、複数の絡み合う数値が有ったときにそれらをどう置けば矛盾しない
かを考えておかないとにっちもさっちも行かなくなるものでしょう。
井門 義博 ] BEMOのフランジ高さはモデル毎に皆違うのでBEMOのフランジいくつと言えないと言うF.S.代表ブライテンモーザー氏のお言葉だった様です。「でもそう言った事を書き込むとまた混乱しそうなので書き込まなかった」と宮代の言葉でした。
これは BEMO だけの話ではありません。ですから、NMRA 式の規定法では、
ポイントのフログ部でフランジ走行型にならないように、それぞれの数値を
決めようとしているのです。基本的には NEM も同じ考え方で数値を決めて
います。
どっかで書いたことの繰り返しになってしまうのですが、ポイントを設計する
際に NMRA の S-2 をじっくりと読む (と言っても非常に薄い) ことを強くお
勧めします。私は別に NMRA の肩を持つつもりはないのですが、今の所これに
該当する NEM の規格を発見していないので、NMRA での例を挙げただけです。